トップページ > 導入事例 > 住友ベークライト  
 

使いやすいUIで8,000名規模の企業でも
スムーズな導入

WebAPIを活用し、グループウェアとのユーザー情報連携も

住友ベークライト

製造業

法人名 : 住友ベークライト 様

・設立:1932年1月25日
・代表者:代表取締役社長 藤原 一彦
・所在地:東京都品川区東品川二丁目5番8号天王洲パークサイドビル
・URL:https://www.sumibe.co.jp/

課題
  • 動画・画像などの大容量ファイルを、メールでは共有できなかった。
  • 海外関係会社とのやり取りの際、ファイルサーバーでは対応できないことがあった。
期待
  • 社内外と大容量ファイルを簡単に共有したい。
  • 海外ともスムーズにファイルのやり取りをしたい。
成果
  • DirectCloudの共有リンクで、動画・画像などの大容量ファイルも安全・安心に共有。
  • 海外関係会社のフォルダを作成、別途アクセス権を付与してセキュアに共有。

住友ベークライトの業務内容

半導体関連材料、高機能プラスチック、クオリティオブライフ関連製品の製造。
プラスチックのパイオニアとして、あらゆる分野で、安全で快適な生活環境づくりに貢献。

住友ベークライト

プラスチックの可能性をDXで広げていく

御社の業務内容と目標とするビジョンは?

プラスチックのパイオニアとして、半導体関連材料、高機能プラスチック、クオリティオブライフ関連製品などを製造しています。
プラスチックの可能性を広げ、お客様の価値創造を通じて、「未来に夢を提供する会社」をビジョンに掲げ、研究開発、モノづくり、業務全般の3つの領域でDX推進に取り組んでいます。  

担当者様の日々の業務を教えてください。

松原

住ベ情報システム株式会社 IT企画部インフラ企画グループ
松原 智紀 氏

松原氏
住友ベークライトグループでシステム開発などを担当する住べ情報システム株式会社のIT企画部インフラ企画グループに所属しています。
ここでは住友ベークライトグループのインフラ(ネットワークやPC環境、グループウェア、クラウド、セキュリティなど)の企画、導入、運用を行っています。

きっかけは海外拠点との「ファイル共有」

サービス導入前の運用方法とその課題は?

当社は日本、アジア、北米、欧州とグローバルでビジネスを展開しています。
しかし、北米、欧州は独自のIT部門が独自の仕組みを管理しているなど、統一したファイル共有の仕組みがありませんでした。
そのため、メールでのデータのやり取りが多くなったり、大容量ファイルが共有できないなどが課題となっていました。  

ユーザー数無制限、ファイルサーバーライクな
使い勝手が決め手

DirectCloudを知った理由と導入の決め手

クラウドストレージの導入計画はありましたが、どこまで導入範囲を広げられるか当初は決まっていませんでした。
以下のような要件を定め、インターネットなどで情報を検索し、サービスを選定する中でDirectCloudを見つけました。
無料トライアル期間中に利用部門に見てもらい、評価が高かったことで導入を決めました。
  • 製品選定時の要件
  • ・利用者が多いのでユーザー数による課金でないこと。
  • ・ファイルサーバのように利用できるUI。
  • ・柔軟なアクセス権設定、多要素認証などのセキュリティ機能が充実していること。
  • ・操作がわかりやすい。
  • ・ファイルの共同編集機能など。
クラウドストレージは初めての導入で、セキュリティを含め不安が大きかったです。
まずはスモールスタートで導入し、徐々に利用者を拡大し、最終的にプランアップを行い、全社的な導入となりました。

WebAPIを活用してグループウェアとユーザー情報を連携

現在の運用方法は?

導入当初は特定部門でのみの利用でしたが、グループウェアの刷新に伴い、旧グループウェアのファイル共有機能の一部をDirectCloudに移行しました。
このタイミングで全社員が利用できるように利用範囲を拡大しました。
また、WebAPIを利用し、グループウェアのユーザー情報を日次処理で連携しています。

社内での具体的な利用方法は以下のようなイメージです。
  • ①社内(個人)
  • ・社外にデータを送るための一時的な置き場所。マイボックスは使用せず、個々で共有フォルダを作成。
    共有フォルダには本人しか見られないようなアクセス権を付与。
    不要なファイルが残らないよう、個人の領域は保存後30日でデータ削除する設定。
  • ②部門ごと・海外関連会社
  • ・①とは別のフォルダを作成し、別のアクセス権を付与してセキュアに運用。

大容量の動画・画像ファイルも簡単共有

DirectCloud導入による業務改善効果は?

これまでメールで送信できなかった大容量の動画・画像ファイルも、DirectCloudにアップロード後、共有リンクにより安全・安心に転送できるようになりました。
また、場所を問わずに確認が可能となり、業務効率も向上しました。利用部門および管理部門の主な導入メリットは以下のようなイメージです。
  • 利用部門
  • ・海外関係会社間でのデータ共有、取引先との大容量データのやり取りが容易になった。
  • 情報システム部門
  • ・ADやネットワークなどを考慮することなく海外関係会社に導入できた。
  • ・セキュリティ対策がしっかりしており安心して利用できる。
  • ・詳細なログが記録されるので、トラブルや問い合わせがあった際に追跡が容易にできる。
  • ・わかりやすいUIでほとんど教育せずに利用普及ができた。

今後のDirectCloudの活用ビジョンは?

全社展開していますが、従業員数が約8,000名に上るため、まだまだサービスを知らない人が多いです。
活用事例などを社内で共有するなどして利用者を増やしていきたいと考えています。
日暮氏

導入を検討している企業へのメッセージ

松原
当社は当初スタンダードプランで導入し、その後にWebAPI連携など活用範囲が広がったためビジネスプランに変更しました。
また、クラウドストレージサービスをどうやって社内で普及していくかなど手探りの状態でしたので、スモールスタートできるDirectCloudはマッチしていました。
管理者目線では、利用者への詳しい説明も不要で利用できますので、利用者教育に工数がかからない点も良かったです。

DirectCloudの3つの導入利点

  • 大容量の動画、画像ファイルであっても誰でも安全・安心に転送可能
  • ユーザー数無制限だから約8,000名の全社員で使っても月額料金は同じ
  • 研修無しで誰でもすぐに使えるほど分かりやすいUI