クラウド移行で全国の支店と円滑にファイル共有、
業務効率化を実現

創業100年を超える老舗電気設備工事会社のDX推進に貢献

建設業

会社名 : 浅海電気株式会社 様

  • ・設立:昭和11(1936)年12月30日
  • ・代表取締役社長:早坂 稔
  • ・従業員数:396人
  • ・所在地:大阪府大阪市北区西天満3丁目7番4号
  • ・URL:https://www.asamidenki.co.jp/
課題
  • 支店の事務所から本社のファイルサーバーにアクセスする際、頻繁に接続切れが発生していた。
  • ファイルサーバーの容量制限により一部のファイルは支店ごとのNASに保管していたため、管理者としての負担が増大していた。
  • 約450名分の社員をユーザー登録する必要があったため、コストがかさんでしまうことを危惧していた。
成果
  • インターネット環境さえあれば、場所を問わずファイルにアクセスできるようになった。
  • 3TBのストレージ領域を確保できたため、ファイルサーバー内のデータをすべて移行し、管理を一本化できた。
  • ユーザー数無制限の定額で利用できるため、コストメリットに繋がった。

浅海電気株式会社の業務内容

電気設備工事、空調設備工事、衛生設備工事、消防施設工事、電気通信工事

今回は「浅海電気株式会社」で社内システムの維持管理を行うご担当者さまにお話を伺いました。
大正4年(1915年)の創業から2022年に107周年を迎え、電気設備工事を中心に関西国際空港、東京ミッドタウンなどの建設に携わってこられた浅海電気株式会社さま。
病院・学校・工場から商業施設・マンションに至るまで、幅広い施設の施工を手掛けられてきました。

そんな浅海電気株式会社さまに、この度DirectCloudをご導入いただいた経緯を詳しく伺いました。
浅海電気株式会社

大阪中之島美術館 2022年2月2日開館

早速ではございますが、御社の事業内容と小川さまの日々の業務をご教示ください。

浅海電気株式会社

工務安全本部 次長 小川英二氏

小川氏
弊社は大阪に本社を構え、大阪・東京の両本店、札幌、浜松、名古屋、九州各支店、更に全国10の営業所があります。
北は北海道から南は沖縄まで、全国の営業拠点で、業容を拡大してまいりました。
その中で私は大阪本社の工務安全本部に所属しており、社内システムの維持管理及び、業務改善に向けたソフトウェアの導入・調査検討を主に担当しています。

導入前の課題としてどのようなものが挙がっておりましたでしょうか。

小川氏
これまで支店間で共有するファイルについては大阪本社にあるファイルサーバー内で管理していましたが、現場事務所から本社のファイルサーバーにリモートアクセスした際、頻繁に接続切れが発生して現場から不満の声が上がっていました。
またファイルサーバーの容量制限もあったため、支店ごとに設置しているNAS内に保管する必要があり、管理者としての負担が増大していました。

数あるクラウドストレージの中でなぜ「DirectCloud」を選んだのでしょうか。

小川氏
各種クラウドストレージの調査・ヒアリングを行い、比較表を作成して検討を行いましたが、決め手となったのは「ユーザー数無制限の定額で利用できること」「DirectCloud ドライブの操作性」の2つです。
DirectCloud ドライブについては、実際に無料トライアルに申し込み、現場のメンバーを中心に使用感を確認しましたが、ファイルサーバーと変わらない操作性で使いやすいとの評価を得ました。
DirectCloudの導入にあたり、本社のファイルサーバーからのデータ移行作業が発生したのですが、サポートがしっかりしていたこと、またマイグレーションツール「DCMigrator」を利用したことで1.5TBのデータを1ヶ月で移行できました。大変感謝しています。

導入後、課題は改善されましたでしょうか。

小川氏
各店との共有データの保管をDirectCloudに統一したことで、接続が途切れず場所を問わないファイル共有を実現できました。
現場によってはタブレットやスマートフォンからのファイル閲覧もあるため、モバイルアプリケーションを利用することで利便性が上がり、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることができたと感じています。

現在、どのような運用をしていますか。

小川氏
本社・支店・グルーブごとに共有フォルダを作成し、アクセス権を付与しています。
職員およそ450名分のユーザーを登録しており、協力会社とやり取りする際の共有フォルダも別途作成しています。
フォルダ内には現場の写真データ、Excel・PowerPointで作成したファイルを主に格納しています。
共有フォルダのほか、2022年5月からは「マイボックス」機能を利用し始め、各自のPCに保存していたデータをDirectCloudへ移行して運用しています。
アプリケーションとしては主にDirectCloud ドライブを利用することが多く、プレビュー機能を頻繁に使用しています。
現場の写真データなど大容量ファイルをプレビューする際も、レスポンスが速く使いやすいです。
現在はビジネスプランを契約しており3TB分のストレージ容量を使用できるので、ディスク容量による制限からも解放されました。

DirectCloudを社内で浸透させるにあたり、苦労されたことはありますか。

小川氏
DirectCloud ドライブにおいては直感的に操作できるため、ツール導入後もユーザーへの負担にはなっていません。
データ移行作業の前に、こちらで各種マニュアルとQ&Aを準備して約1カ月間の操作練習を実施したこともあり、スムーズに社内浸透させることができました。
また、社内ポータルサイトを利用して、移行前・移行中・本稼働ごとに情報を連携して進めました。

今後DirectCloudをどのように活用していきたいですか。

小川氏
ストレージ容量の追加が容易にできるため、支店ごとに設置しているNASからも順次データを移行していきたいと考えています。
また、協力会社とのデジタルワークスペースとして、ゲスト招待機能を活用したファイル共有をこれまで以上に進め、さらなる業務の効率化を図っていく予定です。
IPアドレス制限・デバイス認証などのセキュリティ機能は、必要に応じて適用していきたいです。

今後どのような機能実装を期待していますか。

浅海電気株式会社
小川氏
全体的に使いやすいので大きな改善要望はありませんが、 タブレットやスマートフォンで撮影した写真を自動的にDirectCloudにアップロードできる機能があれば良いですね。
また、ファイルコメントで「To」に指定したユーザーのみ通知が送付されるように改善してほしいです。
導入をご検討の方はこちら

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