トップページ > 導入事例 > 株式会社大戸屋ホールディングス  
 

クラウドに完全移行し、ファイルサーバー運用に関わる
管理者の負担とコストを低減

ディスク容量増設の手間から解放

株式会社大戸屋ホールディングス

会社名 : 株式会社大戸屋ホールディングス 様

代表取締役社長:蔵人 賢樹

サービス業

事業内容:定食店「大戸屋ごはん処」等の国内及び海外におけるチェーン展開を行うグループ会社の企画・管理・運営

会社概要

設立 1983年5月
職員数 654名
所在地 神奈川県横浜市西区北幸1-1-8 エキニア横浜4F
URL https://www.ootoya.jp/
株式会社大戸屋ホールディングス

商品マーケティング本部 マーケティング部  国分由貴子さま

今回お伺いしたのは、「大戸屋ホールディングス」さまです。
フランチャイズ店を含め国内外に400を超える店舗を擁し、「大戸屋ごはん処」ブランドのチェーン展開を行われている企業です。
「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ人類の生成発展に貢献する。」を経営理念として掲げられており、厳選された食材を使用した安心・安全な料理が提供されています。
定食チェーン店の代表とも言える大戸屋ホールディングスさまがこの度DirectCloudをご導入いただいた経緯を詳しく聞かせていただきました。

早速ではございますが、御社の事業内容と国分さまの日々の業務を
ご教示ください。

【国分さま】
弊社は株式会社大戸屋を含め国内外のグループ企業8社の統括管理を行っています。
グループ全体で展開している飲食店「大戸屋ごはん処」は直営店・フランチャイズ店で400店舗を超えています。
そのような中、私はマーケティング部の一員として主にSNS発信など広報に関する業務をメインに行っています。

導入前の課題としてどのようなものが挙がっておりましたでしょうか。

【国分さま】
事務所内のサーバールームにファイルサーバーを設置しオンプレミス運用していたのですが、ディスク容量が5TBしかなくマーケティング部内で容量追加の要望が上がっている状況でした。
とはいえ、ディスク容量の増設に伴う管理者の手間は無視できませんし、ランニングコストも肥大化していたことから、クラウド化への検討を進めることになりました。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で弊社でもテレワークが推奨されていたこともあり、VPN形式で社内ネットワークに接続することになったのですが、「接続が不安定」「レスポンスが悪い」などの問題も発生している状況でした。
そこで、横浜への事務所移転を機にクラウドストレージへの移行に踏み切りました。

数あるクラウドストレージの中でなぜ「DirectCloud」を
選んだのでしょうか。

【国分さま】
まず要件として「セキュリティ」「ストレージ容量」「価格体系」を基準として選定していきました。
最終的にDirectCloud を含め5社に絞り込んだのですが、Web上の比較サイトや付き合いのある会社さまから意見を頂き、DirectCloudの導入を決定するに至りました。
決め手としては、「共有リンク機能」「バージョン管理機能」「直感的なユーザーインターフェース」が挙げられますが、何よりも「ユーザー数が無制限で定額」だったことが嬉しかったですね。

導入後、課題は改善されましたでしょうか。

【国分さま】
使用可能なストレージ容量が最大10TBですので、これまでのディスク容量による制限から解放されました。
それでいてユーザー数の増減に関わらず月の費用が一定なので、必要となるアカウントを見積もる手間を省けたのも嬉しいです。
ファイルサーバーからクラウドストレージへの移行を実現したことにより、オンプレミス運用に伴う管理者の負担やランニングコストも低減することができたと聞いています。
また「DirectCloudドライブ」を活用することで、ネットワークドライブとして割り当てることができ、従来のエクスプローラーと変わらない操作感で使用できるため、社内からの評価も良いです。

現在、どのような運用をしていますか。

【国分さま】
アカウントを発行しているのは弊社大戸屋ホールディングスの社員のみで、利用人数は120名程度になります。
共有フォルダは部門ごとにアクセス制限を設けており、各Officeファイルや画像データ、動画データ、aiファイルを格納しています。
外部への情報漏洩を未然に防ぐためにも、店舗・店舗のエリアマネージャーとのファイル授受には共有リンク機能を利用しており、管理表など店舗と共有するデータは受け取りフォルダ上にアップロードしてもらっています。
セキュリティ強化のためにも、当該機能は非常に重宝しております。 
その他、共有フォルダ上のメニューリストについては、オンライン編集機能で最新版に更新しています。オンライン編集を利用する場合は、Webアプリケーションではなく、DirectCloudドライブ経由であることがほとんどです。

DirectCloudを社内で浸透させるにあたり、苦労されたことは
ありますか。

【国分さま】
情報システム部で簡単な利用マニュアルを作成した程度で、特に勉強会などを実施せずともスムーズに利用できたように思います。
Webアプリケーション・DirectCloudドライブともに使い勝手が良く、現場から不満の声などは聞いていないです。

今後DirectCloudをどのように活用していきたいですか。

【国分さま】
現在、PCを社員に支給し、それ以外の端末から業務ができないように制限していますが、DirectCloudのアクセスレベルを活用した操作制限はできていない状況のようです。
そのため、今後は必要に応じデバイス認証などを含めたセキュリティ設定を活用していく必要があると感じています。
マーケティング部やエリアマネージャーとしての活用方法も更に模索していければと考えています。

今後はどのような機能実装を期待していますか。

【国分さま】
Webアプリケーション上で文字列を入力したらAIが自動で回答してくれるヘルプ機能が欲しいです。
問い合わせ内容の中でも誤操作で削除してしまったファイルの復元方法を聞かれることが多く、その度に情報システム部の負担となっているようですので、実装を期待しています。

株式会社大戸屋ホールディングス
導入メリット

・社内で運用していたファイルサーバーの容量が不足しており、現場から容量追加の要望が上がっていた。

・ディスク容量を追加する際の管理者の手間や、ファイルサーバー運用に伴うランニングコストがネックとなっていた。

・コストをなるべく低減させつつ、ファイルサーバーをクラウドに移行したかった。

・DirectCloudを導入したことで、使用可能なストレージ容量が劇的に増え、これまでのディスク容量に
よる制限から解放された。

・クラウド移行したことで、自社で増設対応する必要がなくなり、ファイルサーバー運用に伴うランニング
コストを削減できた。

・DirectCloudのユーザー数無制限の定額で利用できるメリットを活かし、コストを抑えつつクラウド
移行を実現した。