スポーツクラブ運営を支えるIT戦略

健康ソリューション企業が構築したセキュアなファイル共有の仕組み

サービス業

法人名 : 株式会社ルネサンス 様

・代表者:代表取締役社長執行役員 望月 美佐緒
・所在地:東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア
・資本金:32億1,035万円
・社員数:1,958名(2025年3月31日現在・正社員)
・URL:https://www.s-renaissance.co.jp/

課題
  • 当時利用していた大容量ファイルの外部転送サービス終了に伴い切り替える必要があった
  • 添付ファイルの受け渡しができない自治体などへファイルを送信する仕組みを整備する必要があった
  • 大容量の動画コンテンツをセキュアに共有したい
成果
  • 動画などの大容量ファイルもセキュアに共有できるようになった
  • 自治体にもファイル共有ができ、脱PPAPを実現
  • オンラインレッスン用動画コンテンツもスムーズな共有を実現

株式会社ルネサンス様の事業内容

「人生100年時代を豊かにする健康ソリューションカンパニー」を長期ビジョンに掲げ、フィットネスクラブ、スイミングスクール等のスポーツクラブ事業を中心に、自治体や企業等での健康づくり事業、介護リハビリ事業、ホームフィットネス事業等を展開。

株式会社ルネサンス

「生きがい創造企業」を掲げ、経営理念に人々が輝き続けられる社会に貢献

貴社の事業内容を教えてください。

山口氏
当社は、「人生100年時代を豊かにする健康ソリューションカンパニー」を長期ビジョンに掲げ、フィットネスクラブ、スイミングスクール等のスポーツクラブ事業を中心に、自治体や企業等での健康づくり事業、介護リハビリ事業、ホームフィットネス事業等を展開しています。

主力事業である「スポーツクラブ事業」では、全国に「スポーツクラブ ルネサンス」を展開し、子どもからシニアまで幅広い世代にサービスを提供しています。

また、企業や健康保険組合などに健康経営の支援サービスを提供する「ヘルスケア事業」、リハビリに特化したデイサービス施設を展開する「介護リハビリ事業」など、健康づくりを起点とした多角的な事業を展開しています。

そして、国内のみならず、海外市場においてもフィットネスクラブやスイミングスクールを展開しています。
IT推進部 課長代理 山口 真璃子 氏

IT推進部 
課長代理
  山口 真璃子

ルネサンス社の事業概要
事業概念図

担当者様の日々の業務を教えてください。

IT推進部 立川 快斗 氏

IT推進部  立川 快斗

立川氏
IT推進部では、主に社内ネットワークの運用保守、情報機器の管理、SaaSサービス導入・管理、顧客管理システムなど各種サービスの運用保守を担当しています。

また、DirectCloudの管理者として社内への展開や運用・保守も合わせて対応しています。

自治体など添付ファイルの授受ができない取引先への仕組み化が必要だった

クラウドサービス導入前の課題を教えてください。

山口氏
当社は、DirectCloudを約8年以上利用しています。
あくまで当時の課題感となりますが、弊社の事業展開としては自治体様とも多くのプロジェクトを展開させていただいております。
その中で、メール添付ではファイルの授受ができないことがあったため、メール添付以外でファイルの授受を行える仕組みを整えることが急務でした。

また、大容量ファイルを転送していたサービスが提供終了に伴い、大容量でもセキュアに共有できるサービスを探していました。

クラウドサービス導入前の課題

  • 当時利用していた大容量ファイルの外部転送サービス終了に伴い切り替える必要があった
  • 添付ファイルの受け渡しができない自治体などへファイルを送信する仕組みを整備する必要があった
  • 大容量の動画コンテンツをセキュアに共有したい

DirectCloudを導入した3つの決め手

ユーザー・管理者ともにUIがわかりやすい

立川氏
豊富な機能が備わっているのみでなく、実際の管理者画面も機能ごとに設定項目がわかりやすく配置されているなど、直感的に操作可能なため、担当として着任してからすぐに運用を始めることができました。

社内にDirectCloudの利用を促すときにはオリジナルの手順書を作成し、展開しましたが、ユーザーからも手順書さえあれば簡単に操作ができるという声も一部来ています。

ユーザー・管理者共にスムーズに運用を始めることができるという点がポイントでした。

ユーザー数無制限でコストパフォーマンスが良い

山口氏
当社は全国で店舗を運用しており、各店舗のテナントごとや本社での利用を想定していたため、アカウント管理からもユーザー数無制限のサービスを検討していました。

DirectCloudの場合はゲストも含めてユーザー数無制限のため、当社の利用用途としては最適なサービスとして利用しています。

リンク1つで大容量ファイルも共有できること

立川氏
導入当初は、プロジェクト関連のExcelデータや写真データといったファイルを頻繁に授受していました。
さらに、コロナ禍以降は、オンライン需要が飛躍的に向上したため、オンラインレッスンにも積極的に取り組んでいます。
ここで必要になる動画コンテンツは大容量になるため、このような大容量ファイルをセキュアに共有できるサービスを探していました。

DirectCloudの「共有リンク」を使うことで、動画コンテンツでもすぐに共有できる他、必要なコンテンツを格納しておくクラウドファイルサーバーとしても活用できるところが決め手でした。

オンラインレッスン動画など大容量ファイル共有基盤として活用

現在はどのように運用されていますか?

山口氏
社内外を問わず、ファイル共有ツールとして運用しています。
部署ごとにフォルダを作成しており、各部署のフォルダは部門長などを副管理者として登録しているため、運用自体もスムーズに実施できています。

特に、オンラインレッスン用の動画コンテンツは本社で制作しており、そのデータを全店舗に共有する必要がありますが、DirectCloud内に格納するのみで共有が完結しています。
店舗の場合は、DirectCloudにアクセスするのみで大容量ファイルを閲覧・利用できるため、セキュアなファイル活用も実現していると聞いています。
DirectCloud運用方法

ITツール利用における予算計画が立てやすくなった

DirectCloud導入による業務改善効果は?

立川氏
DirectCloudを導入した後に、これまで扱ってきたデータの中で容量の問題で送信できないということは無くなったため、この点は大きく改善されました。

また、サービス利用料金も月額換算であっても以前のサービスよりも低コストで利用できているため、コスト面でも改善がありました。

また、利用を進めていく中で用途が拡充されていったという背景もあります。
例えば、「ゲスト招待」の利用を各部署やテナントごとに任せており、定期的にファイルのやりとりを行う取引先をゲストとして招待し、ファイルを授受するという工数も削減されつつあります。

ファイルの取り扱いに関する手間に関して、大きな効果を実感しています。
DirectCloud業務改善効果

導入を検討している方へのメッセージ

立川氏
アクセス権の調整がかなり細かく設定できるところが使いやすいと感じています。
例えば、アクセス権の管理自体も、事業部の責任者を副管理者として設定することで管理者側の負担も減らせることができるため、様々なITツールを管理する情報システム担当としては、嬉しいポイントではないかなと思っています。
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