DirectCloudのデバイス認証やIPアドレス制限で
セキュリティレベルの向上を実現

チャットによるファイル共有にかかっていた工数を削減

サービス業

法人名 : ACMG株式会社 様

・所在地:神奈川県横浜市西区

課題
  • 膨大な量の個人情報を取り扱うためにサーバーのセキュリティレベルを高めたい
  • 全国に展開する事業所と写真データを円滑に共有したい
  • NASの管理にかかっていた工数を削減したい
成果
  • 柔軟に設定できるデバイス認証やIPアドレス制限などでセキュリティレベルが向上した
  • チャットによる大容量ファイル(写真・動画)共有の負担を削減
  • クラウドへ移行したことで脱ファイルサーバーを実現(NASの管理工数を削減)

ACMG株式会社の事業内容

ホームページやコンサルティングなどの企画・制作・運営を行うPR・制作会社。

ビジネスの上の効果が表れるホームページ作成に注力

貴社の事業内容を教えてください。

今回のインタビューでは、ACMG株式会社の西岡氏にDirectCloudを導入した決め手や使い方、導入の成果などについて伺いました。
西岡氏
当社は、自社サービスの戦略企画から制作、運用、WEB施策などのあらゆるマーケティングに関する事業を行っております。

担当者様の日々の業務を教えてください。

西岡氏
制作部(約10名)に所属しており、全国に展開する自社サービスのHP運用や、広報部と連携して各種SNSで使用する画像・動画の制作を担当しております。

また、DirectCloudの運用・管理も担当しており、部署ごとのフォルダ作成やアクセス権管理、写真・動画の作成データの保存なども行っています。

現在はスモールスタートのため、管理者は私のみですが、今後の運用次第ではさらに充実した管理体制も構築していく予定です。
ACMG株式会社 西岡 恵理子 氏

ACMG株式会社 西岡 恵理子 氏

社外からファイルサーバーにアクセスできない

クラウドサービス導入前の課題を教えてください。

西岡氏
HPや SNSで使用する画像や動画データは、毎日全国の拠点で撮影が行われているため、膨大な量が生成されます。

DirectCloudの導入前は、社内でNASを運用・管理しており、膨大な写真データを保存できるように容量管理や容量の拡充作業に負担がかかっていました。
NASは、都内本部の事務所にのみ設置していたため、地方の事務所からNASへアクセスする際はVPN接続が必須となり、利便性に欠けておりました。

また、NASから容量拡充が容易なクラウドストレージへ移行を検討しておりましたが、写真や動画データは重大な個人情報のため、強固なセキュリティレベルで提供されているクラウドストレージに移行することが大前提でした。

これに加えて、以前はチャットツール(Chatwork)での共有がメインとなっており、逐一添付して写真データを共有しておりましたが、複数枚(大容量)同時に共有することが多いことから、写真の共有に手間がかかっていました。

そのため、クラウド内に保存している写真データを一括で送信できる仕組みも模索しておりました。

クラウドサービス導入前の課題

  • 膨大な量の個人情報を取り扱うためにサーバーのセキュリティレベルを高めたい
  • 全国の拠点と画像・写真データを共有したい
  • NASの管理にかかっていた工数を削減したい

DirectCloudを導入した3つの決め手

ユーザー数無制限の料金体系で利用できる

西岡氏
ユーザー数に依存することなく利用できる点は、クラウドストレージを導入する際に必須の要件でした。

当社の場合は、全国に事業所が存在することから、ユーザー数の管理は容易ではありません。

ユーザー課金制の場合は、かえって管理者の工数負担が増加してしまうことを懸念しておりましたが、ユーザー数無制限のDirectCloudを導入したことで、ユーザー数に依存しないクラウドストレージの運用を始めることができました。

MacのFinderからクラウドストレージを操作できる(DirectCloudドライブ)

西岡氏
制作部・広報部のスタッフは、日々多くのクリエイティブを作成していることからMacを使っているユーザーが多いのですが、MacのFinderからクラウドストレージを操作できるため、使いやすく、すぐに社内運用を始めることができた点がポイントでした。

強固なセキュリティ対策が実施されている

西岡氏
主な運用方法として、各拠点のスタッフごとのフォルダにアクセス制御を設定しており、スタッフが担当しているお客様の写真や動画などのデータを閲覧できる仕組みを整えています。

また、各スタッフの私用のPCもデバイス認証やIPアドレスを登録しており、登録がされていないデバイスからはアクセスできない環境も設定しています。

各事業所共通のファイル管理ツールとして活用

現在はどのように運用されていますか?

西岡氏
現在は、各事業所共通のファイル管理ツール、社内向けのファイル共有ツールとしての運用がメインになっています。

これまで使用していたNASからは完全に脱却し、お客様の写真などのデータはすべてDirectCloudに保存・管理しています。

また、階層構造をわかりやすく設定することができ、各拠点ごとにファイル管理を実施しています。

社内向けには「フォルダの場所」を伝えるのみでファイル共有が完結することから、社内向けのファイル共有ツールとしても活用しています。

今後は、特にクリエイティブ関連の取引先に「共有リンク」を使ったファイル共有も実施していくことを検討しています。
DirectCloud運用方法

チャットツールによるファイル共有を廃止

DirectCloud導入による業務改善効果は?

西岡氏
DirectCloudを導入したことで、デバイス認証やIPアドレス制限など高いセキュリティレベルでクラウドストレージの運用が実現しました。

具体的には、スタッフの自宅のPCやスマートフォンのIPアドレスを登録して、DirectCloudを活用できるようにしています。
情報漏えい防止の観点から、それ以外のデバイスからはアクセスできないような運用を実現できました。

また、NASからクラウドへ完全移行したことで、NASの管理工数を無くすことができました。

さらに、以前まで主流であったチャットツールに添付して行っていたファイル共有を取り止め、DirectCloudに移行したことにより、「フォルダの場所」を伝えるのみで共有が完結できるため、ファイル共有にかかっていた工数を大幅に削減することができました。

これに加えて、社外からNASにアクセスする際にVPN接続する必要があり、セキュリティの観点からこれまでリモートワークの実施を制限しておりましたが、DirectCloudを導入したことでVPNの課題は解決したことから、リモートワークの推進にも役立てていきたいと考えております。
DirectCloud導入による業務改善効果

導入を検討している企業へのメッセージ

西岡氏
クラウドストレージを導入する前は、お客様の重大な情報を社外で管理するには危険と常に危惧しておりましたが、DirectCloudを導入したことで、簡単にセキュリティレベルを強化できた点に満足しています。
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