企業がデータのバックアップを取得する必要性とは?バックアップを取らないと営業が止まるなどのリスクも!?
パソコン内のデータ=企業資産とも言えるほどパソコンを使っての処理が増えましたよね。便利になった反面で保存しているデータにもし何かトラブルが起きた際には企業に大きな損失が出てしまうかもしれません。その対策として挙げられるのがデータの「バックアップ」。今回はそのバックアップについて詳しく紹介していきます。
この記事で伝えたいこと
- ・そもそもバックアップとは?必要性を知ろう!
- ・データの破損、システム停止で起きるリスクはこんなところまで!
- ・バックアップの保管方法とクラウドサービスの便利性とは?
データバックアップも
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バックアップとは
「バックアップ」という言葉は、スマホが普及して特に私たちの生活に馴染み深いものになりましたよね。データのバックアップを取るという表現をするように、バックアップとは端末の故障やシステムの異常などのトラブルによるデータの破損など万が一に備えデータを複製し、復元できるよう準備することを意味しているんです。
パソコンのバックアップはなぜ必要?
データが壊れる原因は外的要因から内的要因まで様々な種類があるんです。
外的要因
- ・人的ミス(更新ミス、削除ミスなどに代表されるヒューマンエラーに起因するミス)
- ・自然災害 (停電、火災、地震、落雷)
- ・第三者による悪用 (不正侵入、改ざん行為、持ち出し)
内的要因
- ・ハードウェア障害(経年劣化、物理的破損、熱暴走、不具合)
- ・ソフトウェア障害(バグ、他ソフトとの競合・相性、仕様の相違)
- ・ウイルス感染
これらの要因は全てを防ぎ、パソコン内のデータを完全に守ることは不可能です。しかし、こうした様々なリスクに対して、データを守る対策をとることができます。それはバックアップをとり別の場所にデータを複製・保管して、復元できる状態を準備しておくことなんです。
パソコンのデータの破損やシステム停止のリスク
企業運営に支障が出る
企業では常に効率化を求められることがほとんどですよね?その効率化を実現しているのがパソコンなどの電子機器です。そのパソコンをはじめ電子機器にデータの破損やシステム停止が起きた場合、効率化どころではなく復旧作業にあたらなければならず、企業運営に大きな支障が出てしまうことになります。
競争力が低下する
近年の企業戦略として様々な活動の際に収集できるデータを蓄積し、それを活用することで利益を生み出すための競争力を強化するという取組が様々な企業で導入されているんです。このデータは企業の経験値であり資産とも言えますよね!
ですが、このデータになんらかの破損や損失が生じた場合、企業戦略に影響が出て、競争力の低下につながる恐れがあります。
営業活動が停止する
近年では業務上の様々なやり取りが紙媒体から電子媒体になりつつあり、メール以外にも在庫管理、経理など様々な業務がパソコンで行われ、データが保管されています。データ破損、システム停止が発生してしまうと、企業内での業務が停止し生産性が低下します。
取引やサービスが停止して社会的信頼に損失が出る
会社で保管しているデータには企業内だけではなく、大なり小なりとも外部の企業のデータや顧客のデータが保存されていることがほとんどですよね。システムに障害が起き、短時間では解決できない場合は自社だけではなく外部の企業も業務が滞ってしまう可能性があります。
システム障害は、営業停止に伴う直接的な自社の損失だけでなく、社会的信頼にも繋がることとなり、結果的にさらに広範囲・長期間の大きな損失を招くこととなります。
電子データ保管や個人情報保護などのコンプライアンスを守れなくなる
企業は運営をしていく上で法的義務と深い関わりがあるんです。ここでいう法的義務は個人情報保護と業務に関連する電子データの保管義務にあたります。
個人情報保護はいうまでもなく、顧客含め個人データの安全措置法が法令により義務化されていて企業はこれを遵守する必要があります。
業務に関連する電子データの保管義務は、業務や営業活動でやり取りされているデータに長期保管が求められ、企業データに関する保管方法もe-文書法で制定されているんです。よく内容が更新されているので最低でも年に1回は確認しておきましょうね!
パソコンのバックアップを行うデータ管理方法
バックアップに外部記憶媒体を活用する
バックアップ用の外部記憶媒体にはPCであれば外付けハードディスク、ファイルサーバーであればLTO(Linear Tape-Open)などの大容量磁気テープメディアが主に使われます。データの容量に応じて最適な記憶媒体を購入し、バックアップをとりましょう。
バックアップは、一度ではなく定期的に行うのがポイントです。また、保管の際には保管責任者や保管方法など細かく決め、破損や傷がついたりして、データを失うことが無いよう、安全な場所を選ぶようにしましょう!
ネットワークストレージを利用してバックアップする
NAS(Network Attached Storage)に代表されるようなネットワークストレージは、その名の通り、専用機とパソコンがネットワークを通じて接続されるストレージのことを指します。
ネットワークに接続さえしていれば、パソコンに外付けHDDを接続するなどしなくても、あらかじめ設定しておくと自動バックアップできたりするのがネットワークストレージの最大のメリットですね!
クラウドストレージを利用してバックアップする
クラウドストレージとはネットワーク上にデータを保管することでオンラインストレージとも呼ばれているんですが、外部記憶媒体やNASと違い、バックアップしたデータはデータセンターなど専門業者が整備するインフラ上で保管されます。個人や企業単位でバックアップ媒体を保存するのに比べると、災害での破損や紛失するリスクが極めて低いため、データをより安全に保存することができますね!
クラウドストレージは無料のもありますが、セキュリティやログなどの管理機能、容量の大きさや機能面で考えると企業での導入には有料のセキュリティ対策万全なクラウドストレージがオススメです。
企業情報などのパソコンのバックアップはクラウドストレージの利用がオススメ
今回は、パソコンのバックアップの重要性や、バックアップを行わなかった場合に発生するリスクなどについて詳しくお伝えしてまいりました。企業情報などのパソコンのバックアップは、クラウドサービスの利用がオススメです。
以下より、社内サーバーのクラウド以降に関するサービス説明書をダウンロードすることができますので、ぜひとも参考にしてみてください!
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